[韓国ドラマ]チュウォン主演「アリス」
死によって永遠の別れをした男女が、時間と次元の限界を越えて魔法のように再び出会いながら繰り広げられるストーリー!
原題:앨리스(アリス)
放送開始日:2020年8月28日(金)
放送局:SBS
放送時間:金土午後10時
主なキャスト:チュウォン、キム・ヒソン、クァク・シヤン、イ・ダイン
公式URL:https://programs.sbs.co.kr/drama/alice2020/main
★あらすじ★
先天的無感情症の刑事ジンギョム(チュウォン)と、変わり者の物理学者テイ(キム・ヒソン)の次元を超えた時間旅行ヒューマンSF。
赤い月が空に灯る夜、母を殺した犯人は誰なのか…?
10年前、母が何者かに殺された。その犯人を追うために刑事になったジンギョムだが、とある事件を追っていた彼の前に、母に瓜二つの女性が現れる。
ジンギョムは死んだ母に似た物理学者テイ(キム・ヒソン)の登場に混乱し、彼女が誰なのか調べようとする。一方時間旅行者たちが関連しているとされる誘拐・殺人事件が発生するのだが…。
★キャラクター紹介★
ユン・テイ(キム・ヒソン)
女性 32歳 1989年生まれ 韓国大学物理学科教授
“なぜいつも私を見ると泣くの?”
6歳で微積分を解き、15歳で韓国大学物理学科に首席で入学した天才。
屈強なプライドと気難しさ、そして一度親しくなればもっと気難しくなる予測不可能な魅力の持ち主。
派手な外見と溢れる情熱のせいで人々が自分を誤解していると思っているが、実は誤解を受けるようなことをしていることが問題。しかしテイは科学で世界を変えたいという思いとチャレンジ精神を持つ気の強い女性科学者なのだ。
そんな彼女の前に、すごくおかしな男が現れる。今が一番美しい時期だと信じている彼女に、ひょっとして50歳以上ですかと質問し、息子を出産したことはないかと聞いてくる呆れた刑事ジンギョムが現れたのだ。ストーカーのように追ってきたかと思えば自分を見て泣くこともある。この男の正体は一体なに?
そんな中、テイはジンギョムと共にミステリアスな事件たちを追うことになる。それによりテイは大きな危機に陥る。時間旅行者たちがテイの命を狙い始めたのだ。本人はまだわかっていないが、テイは時間旅行のキーを握っている人物なのだ。
パク・ジンギョム(チュウォン)
男性 29歳 ソウル南部警察署刑事2チーム 警部補
“僕の母さんでなくとも、僕が母さんを守る。僕が必ず守ってみせる”
時間旅行の過程である放射能ウォームホールを通過して生まれた子ども。
6歳になった年に無感情症の診断を受ける。自身の感情はもちろん、他人の感情さえも理解し共感出来ず、常に一人ぼっちで過ごしてきたが、ジンギョムの母ソニョンはジンギョムの唯一の完璧な友人になってくれた。
2010年10月、ソニョンが誰かによって殺害された状態で発見される。
無感情症であるジンギョムは生きてきて一度も切実さを感じたことが無かった。そんなジンギョムに切実な目標が出来た。母を殺した犯人を捕まえることだ。自身の為に生涯を犠牲にした母の為に必ず捕まえる。だからジンギョムは警官になった。
そして2020年、母を殺した犯人を追っていたジンギョムの前に、一人の女性が運命的に現れる。
母ソニョンと全く同じ姿の女性、それがユン・テイだった。
パク・ソンヨン(キム・ヒソン)
女性 2010年死亡当時40歳前半 ジンギョムの母
“母さんだけを信じなさい。母さんはジンギョムのためならなんだって出来る”
2050年、時間旅行システム・アリスの基本原理を構築した科学者。しかしアリスに関する予言が収められた本が1992年に存在するという事実を知り大きな衝撃を受ける。テイは予言書の真偽を明らかにするため同僚であり恋人のミンヒョクと共に1992年に到着し、預言書を所有しているとみられるチャン博士の元を訪ねる。
テイはミンヒョクと予言書を持ってすぐに2050年へと復帰しようとした。しかし、自身が妊娠中だという事実を知ることになり復帰をためらう。放射能に包まれたウォームホールを通過した胎児が正常である確率は限りなく低いという理由により、ミンヒョクは子供を諦めることを主張するが、テイは結論を出せずにいた。結局テイは子供の未来のために愛するミンヒョクと共に自身の未来を諦めて一人で1992年に残り、“パク・ソンヨン”とうい新しい名前で息子ジンギョムを出産する。
ユ・ミンヒョク(クァク・シヤン)
男性 30代中盤 時間旅行者 アリスガイドチーム チーム長
“92年に別れたのは僕にとって1年前のことなのに、テイにとっては29年前のことじゃないか”
2050年時間旅行に成功した未来人たちは、時間旅行者たちがとどまる空間にアリスを建設し、時間旅行商品を販売することを決める。そんな中、時間旅行が破壊されるという内容の予言書が存在するという噂が広まる。アリスはこの予言書を探すために2名のスタッフを1992年に派遣する。それがテイとミンヒョクだった。
1992年に到着した後、自身の妊娠の事実を知ったテイは、子供を守るために恋人との別れを選ぶ。結局ミンヒョクは一人で未来に戻り、その後アリスのガイドチームのチーム長となった。
アリスの時間旅行はパラレルワールドとしての時間旅行だ。だからここでどんなことをしようと、自分たちが住んでいる未来にはなんの影響力もない。自然とそれを悪用して過去の怒りや欲求不満を解消しようとする時間旅行者たちが増え、挙句の果てには罪を犯し警察に追われる時間旅行者まで現れた。問題を起こした時間旅行者たちを保護すると同時にアリスの存在を隠すガイドチームのチーム長であるミンヒョクは、時間旅行者たちを追うジンギョムと敵となる状況に置かれてしまう。
【編集部のコメント】
チュウォン、除隊後待望の復帰作となる「アリス」!
元々演技力には定評のあるチュウォン。今までもサヴァン症候群の医者やエリート音大生、ヤミ医者などなど多彩なキャラクターを演じてきましたが、今回演じるのは“無感情症の刑事”。
少しクセのある役柄を演じさせたらピカイチの彼なだけに、今回の役柄もとっても楽しみです。
また共演は「シンイ-信義-」、「品格のある彼女」など数多くの人気ドラマに主演し“視聴率クィーン”と呼ばれているキム・ヒソン。
この二人が親子関係を演じ、またキム・ヒソンは一人二役という難しい役どころを演じます。
ビジュアル&演技力&視聴率まで兼ね備えた二人の競演が、SFジャンルのこのドラマにどんな風に落とし込まれていくのか、注目しかありませんっ!
(写真出処:ドラマ「アリス」韓国公式サイト)
(文:KOARI編集部)