「キム・サブ2」アン・ヒョソプの変化…「トキメキ爆撃機」
[韓国エンタメニュース]
ドラマ「浪漫ドクター キム・サブ2」でアン・ヒョソプが社会と向き合いながら多くの変化を見せた。
「浪漫ドクター キム・サブ2」第8話がニルスンコリア基準、首都圏視聴率20.9%、全国視聴率20.3%、瞬間視聴率23.2%を記録し、再び自己最高視聴率を更新する記録を立てた。
SBS月火ドラマ「浪漫ドクター キム・サブ2」でアン・ヒョソプは、社会に壁を作り幸せを信じないが、手術の実力だけは最高のGS(外科)フェロー2年目ソ・ウジンを演じている。
またソ・ウジンは、一家心中で唯一生き残った生存者であり、続く欠乏や立ちふさがる未来で一日一日生きていくのが大変なキャラクターだ。だが、ぎこちなくではあるが少しづつ社会に近づくソ・ウジンの姿やこれらを繊細な演技で優しさからトキメキまで描くアン・ヒョソプに熱い関心が集まっている。
第8話では、受刑者がトルダム病院に運ばれてきた心臓移植を受けない限り生きていくことが出来ない状況に陥る。その時、救急隊員チェ・スニョンが酔っぱらいに殴られたことで脳死状態に陥りキム・サブ(ハン・ソッキュ)さえも手を付けられない状況を迎える。チェ・スニョンの母親は、キム・サブに臓器を提供するハートのシールが付いた身分証明書を渡し、臓器提供決定の瞬間にトルダム病院全ての医療陣は脳死を認めた。
ソ・ウジンは、悔しさに浸っているキム・サブに近づき「大丈夫ですか?」と先に言葉をかけたと思えば、チャ・ウンジェ(イ・ソンギョン)に「才能があるんだよ。首に切り傷があるのに患者を診ているじゃないか。医者は、そんなマインドが才能なんだよ、手さばきが良いだけが才能ではない」と励ます。
そして脳死に陥った娘を見守りながら眠ってしまった母親に人知れず掛け布団を持っていき、1人でチキンを食べているハン・アルム(ソ・ジュヨン)とも時間を過ごす姿は、ソ・ウジンが建ててきた壁が少しづつ崩れ、トルダム病院にゆっくりと溶け込むようだった。アン・ヒョソプは、このように少しづつ変化していくソ・ウジンの感情を適材適所で魅力的に描いている。
一方チャ・ウンジェは、ソ・ウジンの過去を知り励まそうと試みるが彼は笑ってごまかそうとし、そんなソ・ウジンに「真剣なの」と話すチャ・ウンジェの言葉にソ・ウジンは「真剣になるなよ…真剣になり始めたら俺たちは終わりだ。楽しさもなくなる、だからお前が聞いた事全部忘れろ、聞かなかったことにしろ、何もかも!」と冷静に言葉を投げかけた。「どうしたら聞かなかったことに出来るの?」と言うチャ・ウンジェの言葉にソ・ウジンは「リセットしろ」とキスをした。
視聴者は、ソ・ウジンの突発な行動に驚いた一方、2人の過去にどのような事情があるのか、これからどのように変化していくのか熱い反応を見せている。
一方アン・ヒョソプの変化に熱い関心を集めている「浪漫ドクター キム・サブ2」は、韓国にて毎週月火午後9時40分より放送中だ。
写真提供:「浪漫ドクター キム・サブ2」
韓国エンタメ・トレンド情報サイト KOARI