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2015.11.13 07:14

この秋、韓国映画界のキーワードは“イケメン×ミステリー”!

アンニョンハセヨ!mariです。
2015年もいつの間にか11月に突入し、今年もあとわずか2ヶ月(!!!)
すっかりお天気も秋模様で肌寒い今日この頃。
 
そんな2015年秋、韓国では映画界にちょっと興味深い出来事(?)が起こっています。
 
韓国では、ドラマや映画で似たようなジャンル物が大量発生することがよく起こるのですが(タイムスリップもの、料理もの、年の差カップルもの、などなど・・・)、この秋は映画界でそんなプチ現象が起こっています^^
 
ずばり、キーワードは・・・
 
 
“イケメン×ミステリー”!
 
 

そう、そのまま、イケメンとミステリーの融合です笑
 

では少し見ていきましょう!
 
まずはこちらから!
 
 
「あいつだ」

 
【出演】
チュウォン、ユ・ヘジン、イ・ユヨンほか
 
【あらすじ】
“1日24時間365日、毎日俺がお前を監視する”
世界でたった二人だけの家族ジャンウ(チュウォン)とウンジ(リュ・ヘヨン)は貧しいながらも仲睦まじく暮らしていた。ある日突然ウンジが行方不明となり、3日後に死体となって発見された。目撃者も証拠も手がかりも無いまま一人で犯人を見つけようとするジャンウ。ジャンウは妹の葬儀の儀式で、偶然怪しい男を発見する。奴が犯人だと確信したジャンウは、その後その男を追い始める。
 
一方、他人の死を見ることの出来る予知能力のために町の皆からのけ者にされていたシウンは、唯一自分に声をかけてくれた友人ウンジの死を予知するが知らぬ振りをしてしまう。その罪責感から、ジャンウと共にその男を追い始める。ある日、また別の人物の死を予知したシウン。ジャンウに場所を告げ駆けつけると、そこには町で良い人だと評判の薬局の薬剤師(ユ・ヘジン)の姿が。薬剤師が犯人だと確信するジャンウだが、警察は取り合ってくれない。誰も自分の言葉を信じてくれないジャンウは、自力で薬剤師が犯人であることを突き止めようとするが・・・

 

 


チュウォン&ユ・ヘジン主演の映画「あいつだ」
ストーリーは、もはやタイトルそのまま「あいつだ、(あいつが犯人だ)」です。笑
 
しかしこの作品がただの“犯人を追うアクション要素を含んだ映画”ではない重要なポイントは、“他人の死を予知することの出来る少女”が登場するということ。

彼女の予知が、ジャンウの妹を殺した犯人を突き止める上で大きな役割を果たしており、また彼女が死を予知するシーンではその独特な映像で、見るものをどんどん作品へと引き込んでいきます。
 

また注目は、なんといってもチュウォン!
ある時はパン職人、仮面をつけたヒーロー、国家情報院職員、天才音楽家、医師など、今まで本当に多彩なキャラクターを演じてきた彼ですが、今回彼が演じるのは“妹のために一生懸命働くごくごく普通の若者”。役作りのために8kgも増量し髪型も無造作に、そして服装もくたびれたものを着るなど、“今までの華麗なチュウォンはいずこに?!”という感じ。


(しかしながら、しっかりとかっこよさは健在です笑)

さすが“カメレオン俳優”チュウォン、妹のためだけに生きてきた平凡な青年が妹を亡くし、執念で犯人を追うその姿はまさに脱帽です(ちなみにユ・ヘジンも鳥肌ものの最高の演技です)。二人の演技を見るだけでもこちら見る価値ありです!
 
 

チュウォン主演「あいつだ」DVD[韓国版]はこちら

 
続いてはこちら…
 

 
 
「黒い司祭たち」

【出演】
キム・ユンソク、カン・ドンウォン、パク・ソダム
 
【あらすじ】
2015年ソウル
ひき逃げ事件以降、疑惑の症状に苦しめられる一人の少女(パク・ソダム)。
突飛な行動のために教団から追い出されたも同然のキム神父(キム・ユンソク)は、皆の反対と疑心の中、少女を救うために自ら計画を準備する。
この計画を実行するためには全ての資格に符合するもう一人の司祭が必要な状況。皆が避ける中で、カトリック大学の学生チェ副祭が選ばれ、彼は“キム神父を助けると同時に監視をする”というミッションを受けることになる。
ついに少女を救うことのできるたった一度の機会。キム神父とチェ副祭は、命を落とすかもしれない危険な礼式を始めるが…

 

 


 
悪霊に取り付かれた少女を救うという、なんともエキセントリックで新鮮な内容の本作

この映画にカン・ドンウォンがキャスティングされたと聞いた時、「おいおい、神父服を着たカン・ドンウォンなんて見ないわけにはいかないだろうよ…!」と密かに楽しみにしていた私(笑)。
そして実際に見に行ったわけですが…

「神父服姿のカン・ドンウォン、見て損は無し!!!!」

これに尽きます(笑)
大学生という設定なので、(「あいつだ」のチュウォン同様に)なんとも冴えない青年役なのですが、これがまぁ!全然冴えないことなんてない!!!むしろ光ってる!!!!!(個人的私情が過ぎる)


(はぁ…←謎のため息笑)
 

ストーリーはと言えば、先ほどもちらっと触れましたが、今までの韓国映画にはなかったタイプの新感覚の作品です。(むしろアジアでこういった作品は見たことがないような…)
悪霊払いのために礼式を行うシーンは、本当に圧巻!韓国語、中国語、ラテン語、ドイツ語、などなど様々な言葉が登場し、「いったいこの映画はどこの国の映画だ?」とわからなくなってしまうくらい。

日本でもこういったタイプの作品は見たことがないような気がするので、新感覚のミステリーをお探しの方にお勧めです^^

 
というわけで、今回ご紹介したこの2作品。
 

キーワードは“イケメン×ミステリー”!と一番最初にご紹介しましたが、
他にも共通する事項が2つほど…
 
 
一つ目は…

“昔ながらの儀式・礼式が盛り込まれたミステリー”

この二作品とも、ただのミステリージャンルではありません。それぞれが、昔ながら伝わる儀式・礼式などが深く関わっているのです。

「あいつだ」では、亡くなった妹を送る際に“ノッゴンジギグッ(あの世に行く道にお腹いっぱいになって行ってほしいという意味を込めて赤い布でご飯が入れられた器を海に投げる儀式)”が行われるのですが、これは実際に韓国で昔から行われている儀式であり、実話を元にしている本作の見所のひとつともいえます。

また「黒い司祭たち」では、現代科学では説明できない症状に見舞われた少女をカトリック教の神父が悪霊退治を行うという、まさに昔からの伝統などが見え隠れするもの。

 
この二作品とも、ただのミステリーではなく“新感覚ミステリー”と言われる所以がここにあるわけです^^
 
 
 
そして二つ目は…
 

 
“ベテラン×若手、新旧演技派の競演”
 

「あいつだ」では、チュウォン×ユ・ヘジン

「黒い司祭たち」ではキム・ユンソク×カン・ドンウォン

韓国を代表するベテラン&若手の演技派俳優の演技対決を見ることができるのもこの二作品の共通点!

「あいつだ」では追う者と追われる者、「黒い司祭たち」ではお互い助け合う者と、状況こそは違えどこの競演は作品の完成度をぐんと高めており、見る者に緊張感を与えるものとなっています。
 
 
 
というわけで、ざざっとご紹介してまいりましたが、
 
 
皆さんの今年は“イケメン×ミステリー”で芸術の秋を楽しんでみるのも良いのではないでしょうか^^??
 
 
 


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