コアリスタッフの勝手に「第54回 百想芸術大賞」レポ
皆さん、アンニョンハセヨ!
観光、グルメ、エステ、ショッピングなどなど様々な楽しみがある韓国旅行ですが、韓流ブームが巻き起こる中で“エンタメツアー”というのも韓国旅行の楽しみの一つとなりましたよね。
コンサートやミュージカル鑑賞、ドラマロケ地巡り、そしていつもテレビや映画で見ていたスター達を生で見ることができる授賞式観覧も人気のエンタメツアーの一つだと思います。
そんな中でも毎年大きな話題を集めるのが「百想芸術大賞」
韓国のゴールデングローブ賞とも呼ばれる百想芸術大賞は、普段テレビでは見ることができないような貫禄のある映画俳優、地上波からケーブルチャンネルまで全ての人気ドラマの出演俳優、さらには人気バラエティのタレントまで、いうならば韓国で今一番ホットな芸能人達が一堂に会する姿を見ることができるということもあり、韓流ファンにとっては必見の授賞式といっても過言ではないほどです。
去る5月3日、ソウルのCOEXホールにて開催された今年の授賞式も例年同様、この1年間にわたり映画&テレビで話題を集めたスター達が勢ぞろいし大きな話題を集めました。
というわけで、ジャンル問わず韓国エンタメ好き!なコアリスタッフがかなり勝手な目線で見た「第54回 百想芸術大賞」のレポをお届けしたいと思います!
勝手にポイント① “綺麗なお姉さん”カップルに大興奮
3~40代のシングル韓国女子達の間で“眠っていた恋愛細胞を呼び覚ますドラマ”と言われ爆発的な人気を呼んだのがJTBCで放送された「よくおごってくれる綺麗なお姉さん(밥 잘 사주는 예쁜 누나)」。
このドラマ自体は今年3月末からの放送の為、今年の百想芸術大賞のノミネート対象ではなかったのですが、主演のソン・イェジンとチョン・ヘインが別の作品でそれぞれノミネートとなり、二人揃って授賞式に出席決定!
このニュースが伝えられた時「ドラマの中のツーショットを生で見れる♪」と、私をはじめとする“恋愛細胞刺激組”はテンションアップしたのでした。
授賞式中に二人の絡みがあるのかとワクワクしていたところ…
レッドカーペットに揃って登場!!
うわ、そう来たか~~~~~!!と、興奮すると同時に私の中に湧き上がるデジャヴ感…。
この光景初めてじゃない…と、しばらく考えて思い出したのが
2016年の「第52回 百想芸術大賞」での“ソンソンカップル”のレッドカーペットでした!
この年は「太陽の末裔」がセンセーショナルな人気を集め、主演のソン・ジュンギとソン・ヘギョが揃って百想芸術大賞に出席することが伝えられていたのですが、レッドカーペットに一緒に登場した瞬間、フラッシュの嵐&悲鳴のような大歓声が巻き起こったんですよね。
“ソンソンカップル”誕生のきっかけとなった大ヒットドラマ「太陽の末裔 Love Under The Sun」DVD-SET1(お試しBlu-ray付き)
「太陽の末裔」での共演をきっかけに恋人に発展、翌年に結婚したソン・ジュンギとソン・ヘギョの年下男&年上女カップルと、今回のチョン・ヘインとソン・イェジンの姿がオーバーラップしたんですが…。
…
ん?
ということは、もしかしてこの二人も…?
待って待って!まだ心の準備が!!(←勝手に胸騒ぎ中なんで無視してください…)
そんな私的感情と勝手な推測はさておき。
イ・ジョンソク&スジ主演のドラマ「あなたが眠っている間に」での警察官 ウタク役で注目を集め始め、この「よくおごってくれる素敵なお姉さん」で大ブレイクしたチョン・ヘイン。
コアリスタッフの間でも人気上昇中なだけでなく、先日開催した「今注目している新鋭俳優は?」のアンケートでも1位となったようにブレイクの予感がムクムク…。
今年7月から「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」が日本でも放送されるということなので要チェックですよ♪
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勝手にポイント② 第54回百想芸術大賞のアイドル
アイドル出身でありながら演技力も兼ね備えた“演技ドル”が増えていく中、百想芸術大賞の授賞式でも受賞候補として演技ドルの姿を見ることも多くなり、ここ数年は百想の授賞式会場がゴールデンディスク授賞式のようにアイドルファン達が集まる場となっています。
しかし今年は演技ドルの出席者がほぼいなかった為、比較的静かな雰囲気となるかな?と思っていたのですが、演技ドルに勝るとも劣らない黄色い歓声が集中していた俳優が!
皆さん誰だと思いますか??
正解は~~~
演技派俳優の代表的存在 ソル・ギョング!
「殺人者の記憶法」での神がかった演技が記憶に新しいソル・ギョング。
今回は映画「不汗党(邦題:名もなき野良犬の輪舞)」での出席だったのですが、ソル・ギョングの名前が呼ばれたり「不汗党」の映像が流れるだけで割れんばかりの大歓声が。
しかも、レッドカーペット現場や授賞式会場には「不汗党」やソル・ギョングの名前が書かれたスローガン(アイドルファンがよく持っているアレです)を持ったファン達も大勢いたりして、ちょっとしたアイドル以上の人気だったのです。
その光景を見た私は「ソル・ギョングってアイドル的な存在だったっけ…?」と頭の中に「???」が渦巻いたのですが、どうやら映画「不汗党」でのイム・シワンとのブロマンス演技が素晴らしかったらしく、それ以来熱狂的なファンが急増したそうなんですよ。へー。
…実は「不汗党」が韓国で公開された時に見逃してしまった私。
この日のセンセーショナルなまでの“不汗党ファン”達の熱狂ぶりを見て以来「彼女達をここまで熱狂させる『不汗党』って一体どれほど面白いんだ!!!」と気になって仕方ないので、近々Blu-rayを買って観てみようと思う次第です…。
究極のブロマンスを満喫したいなら
映画「不汗党:悪いヤツらの世界」Blu-ray[韓国版/初回限定版]
(見終わった後には私もソル・ギョングのスローガン買ってたりして…)
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勝手にポイント③ パク・ボゴムのMCに臨む姿勢
受賞候補だけでなくプレゼンターやMCとしても話題のスター達が大勢出席していつも話題になる百想芸術大賞ですが、今年はパク・ボゴムがMCとして出席し話題に!
(パク・ボゴムMC決定のニュースを聞いて授賞式チケットを探しまくったという韓国&海外ファンが大勢いたという噂…)
パク・ボゴムといえば過去にミュージックバンクでのMCをしていたことがあり、その安定したMCっぷりは知っていたのですが、この日の授賞式でも自分が話す内容を暗記しておいて台本カードを見ずにMCをする姿に思わず「おぉ~」と感心。
放送キャプチャ
しかし、コアリスタッフは見た!(feat.双眼鏡)
照明が当たっていない暗い所で、真剣な表情をしながら暗記したコメントを練習しているボゴムの姿を!!
ドラマじゃなくてMCなんだから台本見ながらやっても全然かまわないのに、そこは超がつく真面目青年 パク・ボゴム。
ちゃんと感情を込めて、ちゃんと正面を見てMCをやりたいっていうプロ精神の現れなんでしょうね。
この発見を後日ボゴムファンの友人に話したところ「ボゴミはね、ミュージックバンクの時もいつも台本を全部暗記してやってたんだよ~」(←なぜか自慢口調)と言われて納得。
演技がうまいだけでなく、歌もうまくて、MCもカンペキ。
そんな“マルチエンターテイナー パク・ボゴム”にぜひ来年の授賞式でもMCをお願いしたいと思ったのでした。(もちろん受賞候補としても出席してください!)
パク・ボゴムの凛々しい世子役が満喫できる!
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勝手にポイント④ ベストドレッサー vs ワーストドレッサー
授賞式の楽しみの一つとして欠かせないのが女優達のドレスチェック!
「この日の為にドレス選びを必死でやって、3日間位断食して、肌を磨きに磨いて来たんだろうなぁ」っていう気合いがビンビン伝わって来るのがたまらないんですよねぇ!
ということで、ファッションの“フ”の字も知らないコアリスタッフが独断と偏見で選んだベストドレッサーとワーストドレッサーを発表したいと思います!(←なんて怖いもの知らずな…)
韓国を代表するトップ女優達を抑え、今年の百想ベストドレッサーに選ばれた(←コアリスタッフにだけど…)のは
ナナ!
完璧な女優オーラ…オキャ(オレンジキャラメル)時代の面影は何処に…。
パッと見はブラックカラーに7分袖というシンプルな印象を与えるロングドレスですが、ぱっくり開いた胸元のVラインにドキ!
モチロン胸元も注目ポイントではありますが、それ以上に印象的だったのが、歩く度にドレスのスリットから見える長~~~い脚!
全体的に露出が少ないデザインだけにその“チラ見せ”バランスが絶妙だったのです!
タイトなドレスだと歩く度に自然と足が露出するでしょうけど、ふんわりしたラインのドレスゆえに脚チラ見せの技術も必要だったはず…。
歩く時にいかにきれいに“脚チラ”をするか、血のにじむようなウォーキング練習していたに違いない。
うむ、間違いない。
ここでまたデジャヴ感!
この貫禄&女優オーラ、過去にあったような気がする…と考えて思い浮かんだのが“レッドカーペットの女王”キム・ヘスでした。
ドラマ「グッド・ワイフ」で女優としての可能性を見せ、映画「クン(邦題:スウィンダラーズ)」でも着実にステップアップしているナナだけに、今後も作品に出続けて今回のようなドレスで授賞式の常連になれば“第二のキム・ヘス”と呼ばれる日も遠くはないはず!
“女優ナナ”の真価が発揮された映画「クン」Blu-ray[韓国版]
一方「あんたにワーストだなんて言われたくないわよ!」と、周囲から石を投げられるのを覚悟して選んだワーストドレッサーは…
“清純の代名詞”ソン・イェジン!
ソン・イェジンといえば授賞式でのドレス姿に注目が集まる女優の一人なんですが、今年はうーむ…。
ベージュカラーのドレスはソン・イェジンの清楚な雰囲気に似合ってはいるんですが、クリスタルの装飾がイマイチで残念。(←ファッションわからないくせに言う)
また、歩く時に生脚が見えるのが魅力的だったナナのドレスに対し、ベージュのチュール素材の内側の白いドレス生地が目立ってしまうデザインがマイナスポイント。(※あくまで個人的な感想です)
私の後ろにいた韓国男児は生ソン・イェジンを見るのを楽しみにやって来たようだったのですが「ドレスがイマイチでテンション下がった…」とぼやいていました(笑)。
でも!!
韓国で「패션의 완성은 얼굴(ファッションの完成は顔)」という表現があるように、ぶっちゃけ、ソン・イェジンだったら何を着てもベストドレッサーなんです!!!
私なんかが何千万ウォンのブランドドレスを着たところでTシャツ姿のソン・イェジンに勝ち目はないのですよ…。ふっ。
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勝手な目線で好き勝手なことを書き連ねてしまいましたが、まだ書き足りない位に見どころ満載だった今年の百想芸術大賞授賞式。
来年の百想芸術大賞ではまたどんな見どころポイントがあるでしょうか。早くも期待が高まります♪
「第54回 百想芸術大賞」受賞リスト
◆TV部門
大賞:「秘密の森」
作品賞:「Mother」(ドラマ)、ヒョリの民泊(バラエティ)
最優秀主演男優賞:チョ・スンウ(「秘密の森」)
最優秀主演女優賞:キム・ナムジュ(「ミスティ」)
助演男優賞:パク・ホサン(「賢い監房生活」)
助演女優賞:イェ・ジウォン(「キスを先にしましょうか」)
男性新人賞:ヤン・セジョン(「愛の温度」)
女性新人賞:ホ・ユル(「Mother」)
◆映画部門
大賞:「1987」
作品賞: 「南漢山城」
最優秀主演男優賞: キム・ユンソク(「1987」)
最優秀主演女優賞:ナ・ムニ(「アイ・キャン・スピーク」)
助演男優賞:パク・ヒスン(「1987」)
助演女優賞:イ・スギョン(「沈黙」)
男性新人賞:ク・ギョファン(「夢のジェーン」)
女性新人賞:チェ・ヒソ(「朴烈(パク・ヨル)」)
男性人気賞:チョン・ヘイン
女性人気賞:スジ
BAZAARアイコン賞:ナナ
(スタッフ:コムドリ)